係長の手帳術 「超」整理手帳とガントチャート
複数工程を、どうやって把握してますか?
・工程がたくさんあって、絡み合ってよくわからない。
・その工程からの仕事は、予定に入れてなかった。
・工程で問題が発生!いきなり仕事が降ってきた!
係長さんじゃなくても、複数の工程が走ってる現場では、こんなことがよくありますよね。
上司とのスケジュール調整や、部下とのスケジュール調整。
さらに、他部署とのスケジュール調整・・・
複数の工程が一度に走っていると、予期せぬ出来事が起こるたびに、いろいろな人とスケジュール調整しなければいけません。
複数工程を把握しつつ、予期せぬ出来事に対応できるようにバッファーを残して作業していないと、大変なことになってしまいます。
私も同じような悩みを抱えていて、いろいろな対策を試しました。
いろいろ試した結果、最近ようやく、その問題が落ち着いてきました。
「超」整理手帳と、ガントチャートを使った工程の把握です。
ガントチャートというのは、以下のような表のことです。
私は、がんすけというアプリケーションを使って、ガントチャートを作っています。
IT用語辞典 ガントチャート 【Gantt chart】
工場などで人員、工程管理などに用いられる帯状のグラフ。横軸に時間、縦軸に人員、製造設備等を配置し、工程ごとの個別の作業開始日、作業完了日などといった情報を帯状に示す。
しかし、がんすけを使って、PCに入力するだけではダメなんです。
会議などで作業を指示されることがあります。
そんなとき、手元にガントチャートがないと、返答することができません。
返答が遅いと、都合よく作業を割り振られてしまいます。
そんな問題を解消するために、ガントチャートを印刷して、「超」整理手帳にはさんで持ち歩いています。
作業の指示があったときに、「超」整理手帳にはさんだガントチャートを見て、作業できるかどうかを答えています。
作業が追加されたら、ガントチャートに赤いボールペンで追記しています。
会議が終わって、席に戻ったら、PCにデータを入力。
そして、印刷。
その繰り返しをしています。
そうすることで、PCの中にあって持ち歩けないデータを、手軽に持ち歩いています。
もちろん、工程名などは暗号化されているので、誰かに盗まれてしまっても、まったく心配ありません(^^)
このサイトに、LSD Plannerの記事があることからもわかると思いますが、私は、AgileやTOCなどの新しい考え方をガンガン取り入れて作業しています。
でも、新しいものだけではダメなんです。
古臭くて地味なガントチャートのようなツールでも、自分が作業している現場で使えるツールは、どんどん使っています。
使えるものは、使い倒しましょう!
特効薬は必要ありません。
滋養強壮に効く薬が必要なんです。