「超」整理手帳 2008 スペシャル BOX の写真付きレビュー
「超」整理手帳 2008 スペシャル BOXの写真付きレビューです。今年のスペシャルボックスのパッケージは、鮮やかなオレンジ。元気が出るような、おいしそうな色です。 「超」整理手帳2008 スペシャルBOX |
パッケージ裏は、スケジュール・シート、TO-DOリスト、アイディアメモが、透明ビニールの窓から見えます。内容物は以下の通り。スペシャルBOXで、「超」整理手帳のセットが一通りそろいます。「超」整理手帳初心者にはお勧めのセットです。
- 別注ブラック手帳ホルダ
- カンガルー・ホルダ
- スケジュール・シート
- 2年間カレンダー
- 「超」整理手帳の使い方
- TO-DOリスト
- アイディアメモ
スペシャルBOXは、内容物以外に読み物も付属。私はこの読み物を読みたくて、毎年スペシャルBOXを買っています。
上の写真はそのうちのほんの一部。
野口悠紀雄教授が実際に使われている「超」整理手帳や、芸子さんや舞子さんの「超」整理手帳の使い方、スマートフォンと組み合わせた「超」整理手帳の使い方などが、写真とともに紹介されています。
「超」整理手帳 2008 の改善点です。ユーザの声が反映されています。写真左上から……
- カンガルー・ホルダのポケットの開口部を内側に変更
- カンガルー・ルーラー(カンガルー・ホルダに差し込める定規)が付属
- カンガルー・ホルダにペンホルダが追加
カンガルー・ホルダのポケットの向きのアイディアは、気がつきませんでした。確かに内側に向いていると便利です。この改善は、とてもいい改善だと思いました。
ポケットが外向きの2007年度版までのカンガルー・ホルダでよくやってしまうのが、差し込んである書類を右側に向かって開いたら、そのままカンガルー・ホルダから引っ張り出そうとしてしまう。ということです。
でも、差し込み口が内側に向いていれば、右側に開いても大丈夫(^^)
内容物の写真です。
別注ブラック手帳ホルダが真っ黒です。ちょっと黒すぎるかも? と思うくらい真っ黒ですが、仕事で使うには良いのかも。
あと、「超」整理手帳の使い方が、カンガルー・ホルダに挟めるようになっていて便利。手帳に限らずどんな製品でもそうですが、開発者からのこう使って欲しいという思いがないと、製品のコンセプトがあいまいになってしまい、良いものは作れません。そのため、製品のコンセプト通り使うには、こういう方法がありますよ。という簡単な説明書があると、時々読み返すことで新しい発見を得ることがあります。
つまり、以下のような感じで使うことができます。
- コンセプト通り使う
- 自分なりにアレンジして使う
- 使い方を迷う
- コンセプトを再確認
- 2に戻る
こうやって使っていくうちに、自分なりの定番の使い方ができるようになります。その定番ができあがるまでの間は、やはり、使い方を説明した冊子が必要だと思います。
どんなに良い製品でも、使う側が、その製品のコンセプトと正反対の使い方をしようとすれば、それは使う側にとって悪い製品になります。そうやってムリして使う人が、ブログなどでその製品を批判する姿は、使う側も、作った側も悲しいことになると思います。
ですから、ときどき基本的な使い方を通じて、製品のコンセプトを再確認し、自分なりの使い方とすりあわせて、新しい使い方を発見してゆくと良いと思います。
さて。少し話がわき道にそれてしまいましたが、「超」整理手帳 2008 スペシャル BOXは気に入りました。時々読み物を読み返したり、資料を持ち歩くためのホルダとして使おうと思います。
「超」整理手帳2008 スペシャルBOX 野口 悠紀雄 by G-Tools |