プロの文章術を学ぶ - 話しは5行でまとめなさい
最近、マスコミ関係のかたちとお話しする機会が増え、1つの記事を作り上げるのに、想像以上に多くの時間を費やしているのを知りました。
雑誌の記事を改めて見てみると、わかりやすい言葉で、よぶんな形容詞なく、説明が重複せず、短文で内容の濃い文章ばかりでした。
プロの文章について考えるようになり、出会ったのが「話しは5行でまとめなさい」という本です。
「話しは5行でまとめなさい」には、プロの記者の文章を書く方法が掲載されています。
サンドイッチ・アプローチという文章構造を原形にした文章構築法です。以下が、文章構造です。
- つかみ
- ボディファクト1 (本文)
- ボディファクト2 (本文)
- ボディファクト3 (本文)
- まとめ
この文章構造に沿い、それぞれを埋めていくためのリサーチを行い、リサーチ結果を分類し、1人ディベートというテクニックを使って、文章の内容を濃くしていきます。
確かにその方法なら、良い文章が作れそうと直感しました。
そこで、1つ前の記事を書くときに、この本の方法を使いました。
初めてこの本の方法を使って記事を書いたので、すこし時間がかかりましたが、今までとはひと味違った、ちゃんとした記事になったように思います。
この本は、文章を書くのが苦手な人にとくにお薦めしたい本です。とくに、一人ディベートのテクニックは、小中学校の国語の必修科目にしても良いのではないかと思うほど、基本的で効果のあるテクニックです。
会社の資料づくりで悩んでいる人にもお勧めします。
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