ブログで得することは? - 目立つ力 (著:勝間和代)
近所の本屋で発見することができず、Amazonに注文していたので出遅れてしまいましたが、勝間和代さんの「目立つ力」を読みました。
目次
- 第一章 インターネット・メディアの可能性と威力を知る
- 第二章 ステップ1 Plan - 戦略を考える
- 第三章 ステップ2 Do - 表現する
- 第四章 ステップ3 Check & Action - 改善・継続する
- 第五章 達人に学ぶ
感想
本のカバーの折り返しの部分に書かれていた、「(ネットを使って)自分を知ってもらうコストを徹底的に下げることこそが、自分に対して新しいチャンスを運んでくる鍵になる」という言葉に強く納得しました。
もう、何年も前のことになりますが、HTMLでホームページを運営していました。その頃、そろそろ就職しなければいけないということで、とりあえず数社、面接を受けることにしました。
その際、「あなたのホームページを見ているから〜」という理由で、すんなり内定。
もちろん、その頃は就職氷河期と言われていたような時代で、周囲の人たちが就職に苦労している中、ありがたいことに、あっさりと内定をいただきました。(いろいろ考えた末、別の会社に入りましたが、あのときの経験は大切なものでした。)
さて、中身についてですが、ネットを使って自分を売り込む営業コストを徹底的に下げるための方法が書かれています。
もう少し具体的に言うと、ブログを使い、そのブログのアクセス数(読者数)を増やし、自分を知ってもらうことで、自分を売り込む営業コストを下げるというものです。
手帳と文房具のレビューサイトのアクセス数は、αブロガーのかたたちから比べると低くなりますが、1日あたり1,000〜1,500アクセス(ユニーク・ユーザー)あります。
それくらいの数をコンスタントに出すためには多少頭を使っていまして、目立つ力で、秘密にしていたその方法の一部を公開されちゃったような恥ずかしさがありました。
さらに、「勝間和代さんは、ブログでこんな工夫もしているのか!」という戦略や戦術が書かれており、このサイトの質を高めるためのアイディアが満載でした(ほぼ日のノート3ページにわたって、メモを書きました)。
たぶん、何度か、目立つ力を読み返して、そのテクニックをこのサイトに反映していくと思います。
まとめ
目立つ力は、ブログ運営者として、とても魅力的なアイディアが書かれた本でした。
そして、就職難で困っている人たちを横目に、さっと内定がとれた過去の自分とも重なり、目立つ力の内容は、とても説得力のある内容でした。
この本は、ブログ運営者、就職を予定している学生さん、自分を売り込みたい起業家さんなど、多くの人に役立つ本だと思います。
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