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6時に帰るチーム術(著:小室淑恵)

6時に帰るチーム術の写真

小室淑恵のワークライフバランス手帳の写真付きレビューの記事を書いていたところ、6時に帰るチーム術のレビューをしていなかったことに気付き、あわててレビュー記事を書いています。

著者の小室淑恵さんは、(株)ワークライフバランス代表取締役ということで、会社名からもわかるとおり、ワークライフバランスを大切にするための技術や考え方をコンサルタントされている会社です。

目次

  • はじめに
  • 第1部 今、「チーム術」が求められている理由
    • 1. マネジャーの「勘違い」と部下の「見切り」
    • 2. 今、チームを変えるべき「4つの理由」
    • 3. 新しいチーム・マネジメントのあり方
    • 4. 私が経験した「チーム術」の原点
  • 第2部 「チーム術」を実践する6ステップ・25のツール
    • 「6ステップ」の全体像
    • ステップ1. 現状を見える化する
    • ステップ2. 課題をビジョンを共有する
    • ステップ3. 仕事の中身と分担を見直す
    • ステップ4. 評価ポイントを見直す
    • ステップ5. 仕事の進め方を変える
    • ステップ6. 変化を周囲に広げる
  • 6時に帰るチームをつくる! 周囲を納得させる「18のQ&A」
  • 巻末参考データ
  • おわりに

感想

コンサルタントが書かれた書籍ということで、各種統計データと、データに基づく論理が展開されており、説得力のある内容です。また、論理だけでは人は動きませんから、感情面にも踏み込んだ内容になっています。

書店で購入した書籍ですが、その際、本のタイトルが気になり、ぱらぱらっと「はじめに」と「目次」をチェックして特に気になったのが以下の2つでした。

今の利益で採用できる人数は決まっているし、仕事の量は減らない。この人数で、これだけの仕事をして、どうやったら6時に帰れるのか。それができる『しくみ』を皆と一緒につくることが、あなたの仕事だよ(P.8:6時に帰るチーム術)
これまで、働く人にとって最も気になるインセンティブであったはずの「昇進・昇格」に対してあまり興味を示さない人が増えています。(P.45:6時に帰るチーム術)

私自身、残業することは基本的に悪いことだと思っています(もちろん例外あり)。周囲の人たちにも残業はコストが増加するだけで悪いことだということを、時々行ってきました。

そのため、残業しない「しくみ」を皆と一緒に作るという考え方が、ピンと来ました。

また、昇進・昇格について、私は正直なところあまり興味がありません。でも、仕事はうまくできるようになりたいと思っています。そのため、昇進・昇格が当然のご褒美のように扱われることに対して、違和感を持っていました。

6時に帰るチーム術で語られている、昇進・昇格に対してあまり興味を示さない人へのインセンティブが、私の欲しいものであり、考え方も「そうそう、これを言いたかったんだ」という内容だったので、この本を是非読んでみたいという気持ちになりました。

最近、残業規制が出ている会社が多いと思いますので、この本の内容はとても参考になると思います。

特に、人事権を持っていたり、会社の仕組みを大きく変える権限を持っている人に読んでいただきたい本です。また、そのような権限がない一般社員でも、自分ができる範囲で業務を改善するための参考になる本だと思います。

6時に帰るチーム術を探す→楽天市場Amazon.co.jp

コメント (2)

ogog:

個人的にこの本は非常に参考になりましたよ!

▽ogogさんへ

私もとても参考になりました。
迷ったときに、なんども読み返したい本だと思いました。

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