あなたにとって読書とはどのようなもの?
私は子供の頃、本が好きではありませんでした。
本を読むことが退屈な作業のように感じてしまい、中学に入ってからもしばらくはまったく本を読みませんでした。
ある日、宮崎駿さんのイラストが描かれた、TREEという本に出会いました。
最初は単にイラストの魅力に惹かれただけだったと思いますが、その頃ファンだったC.W.ニコルさんが著者だったため、時間がかかりましたが、頑張って最後まで読み切りました。
それが、私が主体的に行った最初の読書。
さて、Business Media 誠に、興味深い調査リポートが掲載されていました。
あなたにとって読書とはどのようなものか、と聞いたところ「趣味」(21.2%)がトップ。次いで「息抜き」(15.9%)、「暇つぶし」(11.9%)、「知性を磨くためのもの」(8.3%)、「心の栄養剤」(6.7%)だった。Business Media 誠:あなたにとって読書とはどのようなもの?
私はどれだろうかと考えてみましたが、趣味、息抜き、暇つぶし、知性、心・・・どれもピンときませんでした。それらがまったく無いわけではありませんが、何か違います。
強いて言えば、知性を磨くためのものに近い気がしますが、それとは少し違います。
私は、自分に欠けているものがたくさんあって、どう欠けているのか形がわからないと怖いので、形を知るために本を読んでいる気がします。
そして、欠けているものを埋めるのに必要な道具(考え方)が本の中にあれば、それを利用しているような気がします。
コメント (2)
こんにちわ~
随分と難しい事考えるんですね、
私も本はかなり読みます、まぁ読む時期と
読まない時期がかなりはっきりしますが
豆に読んでます。
本は私にとって生活をより豊かにする物だと思ってます。
本を読んでいて思わず笑ったり、とかって凄く良い時間を
過ごしてるな~って感じますね^^
哲学書が写真にありますが有名な作家さんだと池田晶子さんが
有名すね^^
一昨年かな46歳で亡くなっていますけど。
14歳からの哲学書が有名すよ♪
投稿者: verud | 2009年9月13日 23:11
日時: 2009年9月13日 23:11
▽verudさんへ
こんにちは。
読書の理由って何だろうと考えてみたところ、Business Media 誠の記事にあった項目に違和感が
あったので、少し考え込んでしまいました(^^;
実は、哲学がどんなものかもよく解らない頃、池田晶
子さんの訃報をきっかけに、帰ってきたソクラテスを
読み、「私が欲しかったものはこれだったんだ」と、
哲学書を読むようになりました。
14歳からの哲学もずっと残しておきたい一冊なので、
verudさんに推薦いただいて、私の好きなものを言い
当てられたような気がして嬉しかったです(^^)
投稿者: 尚志 | 2009年9月14日 00:24
日時: 2009年9月14日 00:24