全脳思考 (著:神田昌典)
Amazonで予約していた、神田昌典さんの新刊、全脳思考が届きました。
全脳思考は、知識社会における思考テクニックについて書かれた本です。
実は私、こんなに科学が進歩したのに誰も幸せになってない気がしてるんです。
科学技術って、そもそも、人類を幸せにするためのものでしょ? それにもかかわらず、先進国でさえ、酷い労働環境で働き続ける人たちが居ます。
低賃金の人たちばかりでなく、高賃金の人たちも、残業続きで家に帰れなかったり、精神的に病んでしまう人が無数に居ます。
それって何かおかしくないですか?
そんな疑問を持つようになり、一ヶ月ほど前から、労働階級の思想や文学である、資本論や罪と罰、蟹工船などをまんがで読みはじめました。
すると、そこで描かれている労働階級の人たちの状況が、今の時代もほとんど変わっていないことを感じ、mixiの日記にメモをしました。
現代でも資本論で描かれているような世界になっている
現代は法整備が進んでいますから、殴る蹴るの暴行や、人権を侵害するような言葉は目立たなくなっていますが、それでも依然としてあります。そのうえ、肉体的な怪我は騒ぎになりやすいですが、精神的な怪我は見過ごされ、誰も責任を取らない状況です。
そんな状況に不信感を抱き、苛立ちさえ感じています。
さて、そんなことを感じながら全脳思考を手にとり読み始めたところ・・・
知的蟹工船の時代
この言葉に驚きました。まさにそれと同じことを私も感じていました。
まだ第1章を読んだだけなので、内容についてはコメントできませんが、非常に面白い内容でした。読み進めるのが楽しみな本です。