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のだめ カンタービレ

ほぼ日手帳の写真のだめカンタービレ 2008新春スペシャルを観ました。あいかわらず面白いですね! 本当かどうかは知らないけれど、音楽家の人たちはあんなふうに楽譜からモーツアルトやベートーベンの思想まで理解して演奏しているものなのかなと、興味深く見てました。

そういえば…… 自分の仕事を振り返ってみたら、プログラミング言語を理解できたどうかについて、その言語の文化も知らないと知ったことにならないと、いつかどこかで言ったことを思い出しました。

そのほか、生産管理手法や開発手法についても、思想を理解して肌で感じないと、それらを知ったことにはならないと、私は思っています。

思想を肌で感じていないと、マニュアルに書かれたとおりの内容以外のことができないと思うのです。もし、思想を感じないでマニュアルに書かれた内容以外のことをやろうとした場合、それらの手法や言語が本来目指している方向と、まったく違うことをやりかねないのではないかと思います。

そうして、まったく違うことをやっていることに気付かないまま、マニュアルに書かれたことを書かれたとおりにやろうとすると、そこでマニュアルと現実の乖離が大きくなってしまい、「こんなもの、使えないじゃないか。」ということになるような気がします。

つまり、マニュアルは一種の型であり、型からはずれた現実は無数に存在し、型からはずれた現実に対して適切な型を自分で作るために、思想の理解が必要だと思うのです。

例えば、会社で決済のサインをしなければならず、サインをするのに迷いがあり誰にも相談できないとき。「上司の○○さんだったら、サインするだろう。」というように、上司の考え方から推測してサインをするかどうか決めます。これが、思想から型を作るということだと思うのです。

そんなわけで、マニュアルばかり見ていて行き詰まっている人は、そのマニュアルを書いた人の思想を理解すると良いのではないかと思います。

 

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