Wikiでソフトウェアかんばん
Wikiでソフトウェアかんばんを実現する方法を紹介してみようと思います。
今回利用するのは、PukiWikiです。
Wikiの基本的な機能を利用するので、ほかのWikiクローンでも同じことができると思います。
まず、PukiWikiに、「ソフトウェアかんばん」というページを作ります。
そのページに、以下のような書き込みをします。
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《ToDo》
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《Doing》
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《Done》
すると、以下のような画面が出てきます。
《ToDo》
《Doing》
《Done》
タスクを追加するときは、以下のようにします。
+[[タスク名]]
タスク名にリンクをつけることで、タスク名のWikiページに、そのタスクの詳細を書き込むことができます。
《ToDo》
1.タスク名
《Doing》
《Done》
タスク名の後に、担当者を書くのも良いかもしれません。
+[[タスク名]]([[担当者名]])
さらに、メーリングリストで作業依頼のやりとりをしているような場合には、以下のようにもできます。
+[[ML名:No./タスク名]]([[担当者名]])
そこからさらに、応用として、そのタスクを消化すべき期間を書くこともできます。
+[[ML名:No./タスク名]]([[担当者名]]) YYYY/MM/DD-YYYY/MM/DD
■画面例
《ToDo》
1.GrML:0101/暗号化機能追加(白鳥尚志) 2006/01/01-2006/02/01
2.GrML:0091/ファイル機能追加(白鳥尚志) 2006/01/15-2006/02/11
《Doing》
1.GrML:0081/移動機能追加(斎藤二人) 2006/01/21-2006/02/05
2.GrML:0093/メモ機能追加(白鳥尚志) 2006/01/10-2006/01/20
《Done》
1.GrML:0080/編集機能追加(白鳥尚志) 2005/12/05-2006/01/05
2.GrML:0082/リンク機能追加(鈴木一) 2005/12/10-2006/01/02
3.GrML:0085/オプション機能追加(斎藤二人) 2005/12/20-2006/01/04
このカンバンの問題点は、作業者が作業中にアフォードしないことです。
利点は、遠隔地で働いている作業者間でも、1つのソフトウェアかんばんを利用できることです。
さらに、調べたいことがあったら、検索することもできます。
また、タスクごとにWikiページを作成し、そのタスクをこなすうえで迷ったことや困ったこと、関連資料などを記載していくと、後日、そのタスクを保守するさいの役にも立ちます。
コメント (1)
おお!
案外簡単にできる、というところがミソですね。
投稿者: 平鍋 | 2006年2月17日 07:31
日時: 2006年2月17日 07:31