佐々木かをりさん監修の手帳。能率ダイアリータイムデザイナー(Time designer) (旧・手帳と文房具のレビューサイト)

ミリオネーゼの手帳術の、佐々木かをりさんと、能率手帳のJMAMが共同開発した「能率ダイアリータイムデザイナー(Time designer)」です。今回レビュー記事用に購入したのは、A5サイズのグリーンのタイムデザイナーです。

店頭に並べられているときに巻かれている背帯を取ると、一面グリーンのシンプルな手帳カバーが出てきます。


手帳カバーには、ペンホルダーが1つ付いています。 3色ボールペンのような太いペンを挿す場合は、ペンのクリップ部分を挿す事ができます。

手帳を開くと、シンプルでモダンなデザインの中に、「TIME designer 2006 Produced by Kaori Sasaki」という文字が現れます。

派手過ぎず品のあるデザインが、心を落ち着けてくれます。
これから1年間、毎日開く手帳にぴったりのデザインです。


・左の写真：世界の休日・右の写真：2006年～2008年の年間カレンダー世界の休日一覧で、取引している商品に関連する国の休日がわかるので、ビジネス戦略を立てやすくなります。

・左の写真：月間スケジュール欄(Monthly action plan)
・右の写真：週間スケジュール欄

月間スケジュール欄は、よくあるカレンダー形式ではありません。
ガントチャート形式です。
左の空白欄1行を使って作業名を書き込み、縦軸の日付欄を使って、開始日から終了日まで線を引いて作業を管理します。
この書き込み方によって、同じ期間に複数の作業が重なってしまうことを防ぐことができます。

週間スケジュール欄は、この手帳の核となる記入欄です。
8時から23時までの記入欄があり、すべての行動計画をこの欄に書き込みます。

14時に電話をかける予定があれば、14時のところに「□田中さんに電話 03-xxx-xxxx」と書き込んで、電話を掛け終わったら、「□」をチェックします。

・左の写真：ノート
・右の写真：長さや重さなどの早見表

長さや重さなどの早見表には、尺・メートル・インチの数え方や、坪・平方メートル・エーカーなどの、換算方法が掲載されています。

この換算。年に何回か使いたくなるときがあるんですけど、どこで調べれば良いかわからなくて、諦めちゃうんですよね。
手帳の中に書かれていると便利です。

・左の写真：世界の挨拶のしかた。
・右の写真：国際電話番号/洋服のサイズ/日本地図

海外からお客様が来たときに、その国の言葉で挨拶をするだけでも、印象がまったく違います。
英語・韓国語・中国語以外の国のかただと、更に印象が良いようです。

洋服のサイズは、コートやセーターの「S,M,L」はわかるけど、「34,38,42」はわからない。
そういうかた多いと思います。
世界の服のサイズの見方が掲載されています。


・左の写真：世界地図・右の写真：東京近郊鉄道網図鉄道図はこの東京近郊のほかに、京阪神鉄道網図や、東京、横浜、札幌、仙台、大阪、名古屋、京都、福岡、神戸の路線図も掲載されています。

最後に、明治から平成までの、西暦換算表と、その年の干支、主な出来事の表が掲載されています。


能率ダイアリータイムデザイナー(Time designer)には、小冊子が着いています。小冊子には、佐々木かをりさんからのメッセージや、手帳の使い方が掲載されています。

能率ダイアリータイムデザイナー(Time designer)は、A5サイズのノートとほぼ同じサイズです。

小学校などで使うノートより、一回り小さいノートと同じサイズです。
このサイズは、プリンターなどで使われている紙(A4サイズ)を半分に折ったサイズです。パソコンから印刷した少量の資料なら、はさんで持ち歩くのにちょうど良さそうです。

また、A5サイズのノートも、文房具屋さんで普通に販売していますので、たくさんメモを取りたい人は、A5サイズのノートと一緒に持ち歩くのにもちょうど良いサイズです。

バーチカルタイプの手帳としては、クオバディスが有名です。
能率ダイアリータイムデザイナー(Time designer)は、日本の路線図が書かれていたり、日本で広く普及しているA5サイズの大きさだったりと、より、日本向けの手帳になっています。

たくさん書き込めるバーチカルタイプの手帳が欲しい人には、私は、迷わずこの手帳をオススメします。

クオバディスももちろん魅力的なんですけど、日本国内で使うなら、こちらの手帳の方が使いやすいと思います。

こちらから購入できます ≫ タイムデザイナー