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成功はどこからやってくるのか? -岡本 吏郎 (著)-

ティーさん、コメントありがとうございます。
「成功はどこからやってくるのか?」の感想を読ませていただきました。

最近、勢いのあるフォレスト出版の本。その中でも、岡本吏郎さんや、神田昌典さんの本はとても面白いですね。

成功法則は、目の前の火消し仕事を全部やった人が使うべき

その考え方、よくわかります。細かい作業が残った状態で大きな作業を始めると、細かい作業のことが気になって、集中して作業できないことがよくあります。

自宅なんかだと、「床の上のホコリは、あとで掃除機をかけよう。」「洗い物は8時くらいにしよう」「整理していない本は今度の日曜日に整理しよう」・・・ といろいろ段取りを考えているうちに、「床の上のホコリは、あとで掃除機をかけよう」と考えていたことを忘れてしまって、また最初から考え直す。なんてこともあります^^;

そんな風にして思いをめぐらせていると、めんどくさくなって放り出してしまい、たいして見たいとも思っていないテレビを見始めるなんてことがあります。

会社の場合で言うと・・・ A作業、B作業、C作業があって、それぞれの完了日が同じ日だった場合に、すべてを平行してやろうとすると失敗することが多いです。
たとえば、実作業日が10日間あった場合に、それぞれの作業を毎日10%ずつ進める計画をすると、完了日にすべて完了しそうな気になってしまいます。
しかし実際には、毎日10%進むということはほとんどありません。1日目に15%進んだら、次の日は5%だけ進めようとします。しかし、3日目に5%しか進まなかったら、その後の7日間を使って5%の遅れを取り戻そうとします。

早期終了は次の作業に伝わらないけれど、遅延は次の作業に伝わるというTOCの理論ですが、実際その通りだと思います。

入ってきた作業を、入ってきた順番に、最短時間で実施するということさえ守れば、絶対にそんなことは発生しません。

TOCだけでなく、トヨタ方式の1個流しや eXtreme Programming にも通じる考え方です。

少し話しが横道にそれてしまいましたが、目の前の火消し仕事を全部やるという考え方は、とてもよくわかりました。

ところで、フォレスト出版さんでは、無料のセミナーなども開催されているようで、今後も要チェックの出版社ですね^^

あの著者に会えるフォレスト出版のセミナー

コメント (2)

トラックバックとコメントをありがとうございます。

入ってきた順番に作業を終わらせる、というのは、よく聞くのですが、実際には、

・急ぎの仕事とそうでない仕事。
・自分のエネルギー配分(疲れてないうちに、大事な仕事をやりたいとか)

もあるので、なかなか原則通りにはいかないですね。

今、Critical Chainを読んでいるので、読み終わったら
またブログにアップします。

岡本さんの「裏帳簿のススメ」も読んでブログにアップしましたので、よろしければどうぞ。
http://teabooks.seesaa.net/article/3284260.html

そうですね。原則どおり完璧にこなすのは難しいです。

私の場合、仕掛かりの仕事をできるだけ少なくするということを実施しています。

たとえば、A作業、B作業、C作業をA, B, Cの順で依頼されたときに、緊急度やかかる時間によって、どの作業から手をつけるか決定します。

その後は、B, A, C とやっても良いし、 C, B, Aとやっても良いんですけれど、C,B,C,A のような順番ではやらないようにしています。

もちろん、自分の権限が及ぶ範囲で実施します。
また、ある作業をやっている途中で、他者の作業完了待ちが発生したら、ほかの作業を進めます。

まとめると・・・
『自分の権限が及ぶ範囲で、できるだけ原則どおりに行動し、原則どおりに行動しない方が良い場合は、そちらの方法を選ぶ』のが良いと思います。

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